ユーチューブの再生が再び働いています! 不便を許してください。

Image of CHRONICLE III

CHRONICLE III
Ayasa

試聴 ALBUM - 2016年10月19日

ヴァイオリニトAyasaの3枚目のミニアルバム『CHRONICLE3』がAyasa 25歳の誕生日となる10月19日にリリースされる。

今作は謎の音楽制作集団「nowisee」と全曲コラボレーション。過去前例のない、クラシカルなヴァイオリンの音色と近代的デジタルサウンドの融合により新たな音楽の在り方を提示した、珠玉のアルバムが完成した。

DECAYSを始めとして様々なプロジェクトに参加しているが、11月25日には久しぶりのワンマンLIVEも恵比寿のクレアートで行い、こちらは映像を駆使した内容を予定だ。

http://www.ayasa-violin.com

収録内容
1. 東京2020 (とうきょうにいまるにいまる)
今回のMiniALBUMのオープニング曲。
「23時代のニュース」「川崎・夜光」「アキラ」などこちらの出した勝手なイメージのディスカッションを経て完成した秀作。
疾走するトラックとメロのフックの鋭さは流石nowisee。今後LIVEのメイン曲になる事は間違いない。
Ayasaはエレキバイオリンをギターアンプのヘッドに突っ込み真空管のゲインを少しだけクリップさせてからエフェクターに送っている。
勿論3本それぞれキャラの違うマイクを立てViolin自体の箱鳴りも収録、後にミックスする方法を使う。
「東京2020」は少しだけ未来へのオマージュ。痛快な1曲。

2. 君と僕と蒼い月
いかにもnowiseeらしいキャッチーな楽曲。
切ない美メロを歌いあげるAyasaも見事。Violinがメインメロを弾く事がわかっているのにあえてストリングアンサンブルで突っ込んでくる手法は、攻める彼等の真骨頂。
デモの時は全部が良きメロでどこがメインラインか分かりづらかったが、弾き分けたりシンセに任せるとこうなる、というアレンジの好事例。
少年と少女が手を繋ぎながら低くなった蒼い月の見える丘を、どこまでも二人走ってゆくイメージ。
細田守チックな映像イメージ。

3. 百日紅 (さるすべり)
何とも爽快な曲。夏を迎え入れる様な季節感。明るいこのトラックの一番の要因はリズムの作り。特にメンバーのエンジニアでありベーシストであるChotto Unisonのプレイがグルーブに花を添える。Will LeeばりのSadowsky+コンプは最高。
このタイプはAyasaのレパートリーには少ない為、今後LIVEを構成してゆく要曲になる可能性大。
夏を迎え入れる様な季節感。故に「百日紅」。Ayasa本人談。

4. 唐繰坂殺人事件 (からくりざかさつじんじけん)
最大の難曲であり音楽的なトリックの詰まった異色曲。
こんな曲なのに口ずさめてしまうのも彼等の魅力。
Add Fatのラウドギターの壁の中、縦横無尽に泳ぎまくるエフェクティブなAyasaが印象的。
彼女はレコーディングではプラグインとかで表現できるが、LIVEとなると最大12Uのラックマウントエフェクトが出動するぐらいのマニア。
この曲をLIVEでやる日がスタッフは思いやられる。
音楽関係者最多評価数楽曲。

5. 雪になれなかった雨
Turtle 7thのピアノの導かれたバラード。一点の曇りもなく、全てが美しい。
Ayasaの絞り込むような高音、空間をお互い干渉しすぎないそれぞれの音色の音像、ピンと張りつめた温度の低いアレンジが、また霙の降り始めた雪原のようだ。なんとヴォーカルのStrange Octaveまでがコーラスで参加、このALBUMのラストを飾るにふさわしい銘曲となった。

fresaにメール