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Panspermia

Azuma Kazamatsuri – Panspermia

◎20世紀初頭に発表されたパンスペルミア説は、宇宙の彼方から地球に飛来した微生物を生命の起源とする仮説のひとつだ。この説が20世紀初頭に発表された当初は奇抜なアイデアとして一蹴されたが、時を経るごとにパンスペルミア説の賛同者は増加し、21世紀には国際宇宙ステーションを使用してこの説を証明するためのプロジェクトが組閣されるまでに至っている。そんなパンスペルミア説をタイトルにしたアルバム『Panspermia』は、オールウェイズ(The Always)~ピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)を経た風祭東のファースト・ソロ・アルバムだ。1990年代末、ビートルズ(The Beatles)が好きだった風祭東は、ビートルズ的サウンドを集めたある企画アルバムに参加したが、そのアルバムは諸事情により未発に終わってしまった。けれども一度火がついたアーティスト魂は企画が消滅しても燃え続け、やがてビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』にインスパイアされたコンセプト・アルバムを生むことになる。それが本作『Panspermia』であり、21世紀のサイケデリアを音像化した作品となった。

『Panspermia』に詰め込まれたビートルズのDNAを受け継いだポップなメロディと重厚なストリングスはリスナーを60年代のスウィンギン・ロンドンを垣間見せてくれる。そして左利きのベーシスト兼シンガー・ソングライターが15年の歳月をかけて作り上げた、マジカルでエヴォリューショナルなポップ・ワールドは、まるでリスナーを赤い二階建てバスに乗ったトイ・タウンの住人がかつて見たカラフルでサイケデリックな世界へと導くタイム・トンネルのようだ。

1. Overture
2. I Wanna Be A Rockn Roll Star
3. 百年のダンスと孤独
4. Saraswati
5. 恋するサウスポー
6. 地球に落ちた種(アルバムバージョン)
7. Good Morning Alien
8. Collector
9. Break Down
10. Love’s Going Round
11. My Life
12. Fool On The Earth
13. 地球はメリーゴーランド
14. Panspermia
15. Sarah(アルバムバージョン)